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第33回北方圏国際シンポジウムを開催します。 2018年2月18日(日)〜21日(水)、北海道紋別市

オホーツク海の海洋研究の重要性

 世界の海の10パーセントを覆う流氷は、地球の熱的バランスの一翼を担って、大気や海洋の大循環の駆動力を生み出しています。我が国唯一の凍る海“オホーツク海”は、世界で最も低緯度の凍る海・流氷の南限です。毎冬、その60~70パーセントは流氷野となり、私たちの生活にも功罪両面の働きをしています。近年、沿岸漁業の重要性が増大し、浅海域の水産資源、増殖施設の流氷対策が重要となっています。また、サハリン大陸棚での石油・天然ガス開発に伴う油汚染防止対策の確立も急務となっています。このように流氷は気象、海象、海洋生物などの地球環境のみならず、水産業、農業、工業などの生産活動にも深く関わっています。
さらに地球温暖化の影響により北極海の海氷面積は急激に減少しています。このことは環境問題としては由々しき事態ですが、その一方で極東アジアと欧州を結ぶ「北極海航路の開通」という新ルートの開発が注目を集めており、氷海域研究の重要性はますます高まっています。
 北方圏国際シンポジウム『オホーツク海と流氷』は、これまで32回の開催を通して数多くの研究成果が発表され、国内外から高く評価されております。第32回北方圏国際シンポジウムでは、これまでの成果をさらに発展させるために、氷海に関わるすべての分野の研究報告、「オホーツク~ふるさとの海」、「オホーツク地域の暴風雪を考える」、「子どもと親の流氷シンポジウム」など、オホーツク圏における産業や経済、文化などの発展を目指して開催されるものです。

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